研課題
J-GLOBAL ID:202104003045889789  研究課題コード:11101499

歯周病予防を目指した安全な米由来抗菌タンパク質成分の探索

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学部機能材料工学科, 助教 )
研究概要:
歯周病は、日本人成人の約80%が罹患している代表的な歯科疾患であり、Porphyromonas gingivalisなどの口腔細菌によって発症する。申請者は、少なからずヒトに副作用や毒性を示す従来の抗菌成分に代わる、より安全な米タンパク質成分を探索した。今回新たに同定した成分は、100pM程度でP. gingivalisの生育を完全に抑制する強力な抗菌活性を有し、かつ70°Cの熱処理にも耐えうる高い安定性を有していた。また、分離法を改善することにより、分離効率を50,000倍向上することができた。今後は、同成分の生育阻害メカニズムの解明や、モデル動物を用いた効果の検証等を通して、歯周病予防向けの機能性食品素材への技術移転を目指していく。
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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