研課題
J-GLOBAL ID:202104003076447121  研究課題コード:09157526

効率的H-D交換反応の開発と機能性重水素標識化合物の合成

実施期間:2009 - 2009
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 薬学部, 教授 )
研究概要:
重水を重水素源とするPd/C触媒・加熱条件下における芳香族アルキル化合物や芳香環等の多重重水素標識法では、穏和な条件下、芳香族化合物への重水素導入が可能である。本反応は当初、分子内に芳香環を持つ基質にのみ適用可能であると考えられていたが、今回触媒を詳細に吟味することで、活性官能基を持たない脂肪族アルカンのすべての水素原子(C-Hが全てC-Dに変換する)並びに脂肪族アルコールのα位のみを選択的に重水素化できることを併せて見いだした。本研究ではこれらの反応を一般性ある重水素標識化法として確立するとともに、社会が必要とする重水素標識体の合成を鋭意検討する。
タイトルに関連する用語 (5件):
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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