研課題
J-GLOBAL ID:202104003285413374  研究課題コード:11101253

高力価ヒトIgG抗ヒトTACE抗体作製とそれによる骨破壊性疾患の阻止

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 東北大学病院・矯正歯科, 助教 )
研究概要:
骨破壊性疾患において、破骨細胞分化因子であり、膜結合型タンパク質であるRANKLの酵素的切断と遠隔活性化に関与するTACEに対する中和抗体の開発と臨床応用を目指し、研究を実施した。抗TACE抗体の作製にあたり、TACEタンパク質の3次元立体構造からエピトープとして複数のポリペプチドを選定した。これらをマウスへ免疫後、アフィニティー精製して、各々のペプチドに対応する抗TACE抗体を得た。これらの抗TACE抗体を用い、1)ヒトリコンビナントTACEタンパク質に対する酵素活性阻害効果、2)TACEタンパク質を発現するマウス脾臓細胞に対する、膜結合型RANKL残存率を指標としたTACE酵素活性阻害効果、を確認した。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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