研課題
J-GLOBAL ID:202104003365531750  研究課題コード:7700006401

遺伝子発現の光制御を目指した光応答性DNA核酸の開発

実施期間:2005 - 2005
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 工学研究科 )
研究概要:
DNAのDNAたる所以は、対応する相補鎖と安定な二重鎖を形成することにある。DNAを用いた殆ど全てのバイオツールや分子デバイス・分子マシンはDNAの二重鎖形成能に基づくといっても過言ではない。従ってDNAが持つこの超分子性を光などの外部刺激で制御できれば、これら全てのツールや分子マシンを人工的に制御できると考えた。この発想に基づき、本申請者はDNAの持つ様々な機能の光制御を目指してアゾベンゼンを導入した光応答性DNA(=光応答性核酸デバイス)を開発し、DNA二重鎖の形成と解離を光照射のみで制御することに成功した。本申請研究ではこの要素技術を完成させ、更に光応答性DNAを用いた遺伝子増幅(光PCR法)を実現する。将来的には光PCR法をシステムとして完成させ、新規バイオツールとしての実用化を図りたい。
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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