研課題
J-GLOBAL ID:202104003511295142  研究課題コード:18064281

「連携プロジェクト」循環型社会実現に向けた二酸化炭素最適分離回収・利用システムの構築

体系的課題番号:JPMJSC18H5
実施期間:2019 - 2022
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 大学院総合文化研究科, 准教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJSC18H5
研究概要:
1.本研究は需要に応じた二酸化炭素分離回収技術の最適化と回収後の二酸化炭素を有用物質に転換する二酸化炭素分離回収・利用一貫システムの構築を目的とする。 2.具体的には、日本側は燃焼炉などの低濃度二酸化炭素源から二酸化炭素分離回収技術を行い、今後需要が増加すると思われる種々の二酸化炭素需要に対し、分離エネルギー原単位1.5MJ/kg-CO2以下となるプロセスを構築するとともに、各需要を満たしながら適切に供給するためのツールを開発する。 中国側は製鉄所排ガスなどの比較的高濃度な二酸化炭素源から深冷分離法により二酸化炭素を回収し、その二酸化炭素を微細藻類にて有用物質に転換する効率的なプロセスの開発を行う。 これら各国の研究機関で行った二つの研究開発を統合し、二酸化炭素分離回収・利用一貫システムの構築を行う。 3.本研究で日本と中国の大都市に位置する研究機関が交流を通じて相互的に研究開発に取り組むことで、両国の都市部が直面している問題点と、将来の都市計画、特に二酸化炭素循環社会構築に大きく貢献すると期待される。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構
報告書等:

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