研課題
J-GLOBAL ID:202104003583234296
研究課題コード:20346988
有機圧電膜を利用した超音波発信デバイスによる害虫飛来阻止技術の創出
体系的課題番号:JPMJTM20BQ
実施期間:2020 - 2021
実施機関 (1件):
研究代表者:
(
, 果樹茶業研究部門, 主任研究員 )
DOI:
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20BQ
研究概要:
農業生産で防除が困難なチョウ目害虫(蛾類)は、捕食を回避するため、食虫コウモリの発する超音波から逃げる行動習性を持つ。本課題はこれを活用し、超音波を圃場の周囲に照射することで、チョウ目害虫の飛来を阻害する技術を開発する。持続的な農業に資する新規の安全な物理的防除資材として、有機圧電膜を用いた超音波発信デバイスによる、環境保全型のチョウ目害虫防除技術を創出する。そこで、まずはヤガ類が忌避する超音波の音響パラメータを特定する。次いで、圃場に超音波発生装置を設置し、害虫の寄生と被害状況を把握するとともに、無設置圃場との比較でヤガ類に対する殺虫剤使用回数を50%以上削減できることを実証する。
タイトルに関連する用語 (6件):
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