研課題
J-GLOBAL ID:202104003653585857
研究課題コード:10102611
実用的なガラクト-N-ビオース製造法の開発
実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 食品バイオテクノロジー研究領域, 研究員 )
研究概要:
本研究では実用的なガラクト-N-ビオース(GNB)を製造する方法として、GalNAcとスクロースからGNBを合成する複合酵素系および、より安価なGlcNAcをGalNAcへと変換する複合酵素系を組み合わせることで、ワンポットでGlcNAcとスクロースからGNBを生成する酵素系の開発を行った。本反応系では使用した酵素の基質選択性により、事前の予想通り、ラクト-N-ビオース(LNB)も同時に合成されてしまうという問題が生じたが、基質特異性が厳密な酵素を利用することでこの問題を克服し、最終的に目標とする反応収率には及ばなかったものの、GlcNAcとスクロースからGNBのみの合成が可能であることを実証した。したがって、反応収率を如何に向上させるかが、実用化へ向けた今後の課題である。
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