研課題
J-GLOBAL ID:202104004063008010  研究課題コード:12102046

原子間力顕微鏡法を用いたがん細胞診断自動解析法の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院情報科学研究科, 准教授 )
研究概要:
がん細胞の診断において、その早期発見は極めて重要である。がん細胞を単一細胞レベルで診断する技術は、究極のがん細胞早期発見技術と言っても過言ではない。近年、正常細胞と比べて、がん細胞は、その硬さが異なることが分かってきた。そして、原子間力顕微鏡(AFM)法を用いて、個々の細胞の硬さを精密に測定することにより、従来のがん細胞診断法では識別が困難であったがん細胞を診断することが可能になってきた。このように。 AFMは、他の手法では診断が困難ながん細胞を、単一細胞レベルで力学的に精密に診断できる手法として期待されているが、未だ基礎研究領域からは脱していない。その大きな理由の1つとして、AFM装置の操作の煩雑性がある。本研究開発では、単一細胞の力学計測技術の自動化を達成し、単一細胞レベルで、多数のがん細胞のレオロジー計測に成功した。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る