研課題
J-GLOBAL ID:202104004067138309  研究課題コード:08069316

カイコ形質転換細胞による淡水魚ワクチンの生産

実施期間:2008 - 2008
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 昆虫機能研究部, 部長 )
研究概要:
ニジマスをはじめとした淡水サケ科魚類養殖業は、伝染性造血器壊死症(IHN)と呼ばれるウイルス病の全国的蔓延により大きな被害を受けている。このため、安定した養殖業を継続し、今後その振興を図って行くには、高い予防効果を有し、かつ食品としての安全性を念頭に置いたワクチンの開発が必要不可欠であるが未だ成功していない。一方、これまでに実施した関連研究において、安全性に関して問題のある組換えウイルスやDNAワクチンを使用せず、カイコで機能するDNA 型トランスポゾンpiggyBac を活用したベクターにより作出した形質転換細胞を利用して、IHN の抗原蛋白質の発現が可能となった。そこで、この手法を用いてIHN に対する安全なコンポーネントワクチンを持続生産するための実用技術の開発を行う。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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