研課題
J-GLOBAL ID:202104004103793270  研究課題コード:12102607

低品位廃熱利用を可能にする銅/ゼオライト複合積層材料

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院工学研究科, 助教 )
研究概要:
ゼオライトバルク体の材料組織を変化させても、理想的なヒートポンプ蓄熱材料に求められる水分吸収・脱離特性は、Y型ゼオライトで得ることは本質的に困難であったため、候補の一つとされているCHA型ゼオライトの合成と金属基板への直接積層を試みた。CHA型ゼオライト合成は比較的順調に行うことが出来た。しかしながら、銅基板への積層時にアモルファス化し、最適条件を見出すことに多くの時間を費やしたが、完全に結晶する直前のCHAゼオライト粉末に対して、HHP時にCu基板へ強固に積層可能な1mol/L以下の希薄KOH水溶液を使用することが必要条件であることが見出された。今後、AlPO4系CHA型ゼオライトバルク体を金属基板に積層を検討し、レーザーフラッシュ法による精密な熱物性測定を行い、水分吸脱特性との関係を調査する。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る