研課題
J-GLOBAL ID:202104004250563000  研究課題コード:13410657

新規ゲノム編集法とiPSを用いたヒト臓器再生法の基礎技術開発

実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 助教 )
研究概要:
ヒト臓器再生に向けた基礎技術開発のために,新規ゲノム編集法CRISPR/Casシステムによる遺伝子ノックアウトマウス作製の高効率化と,マウスiPS細胞を用いたノックアウトマウスの胚盤胞補完法の開発を目指した。マウスと,より簡便なモデルシステムであるコオロギにおいて,ノックアウト効率を向上させることができ,ノックインを含む新規の基盤技術を開発した。これにより目標の一つを達成する事ができた。一方,CRISPR/Cas法により作製したノックアウトマウスの胚盤胞にiPS(もしくはES)細胞を導入する実験システムを構築することができ,導入細胞のホストへの取り込みを確認するには至っていないもののCRISPR/Cas-胚盤胞補完法の確立にはあと一歩のところにきている。本研究により胚盤胞補完法に必要な臓器欠損モデルの作製が促進されると考えられ,今後早期にiPS細胞による補完を確認した上で,ゲノム改変iPS細胞の導入や臓器・器官作製を試みたい。
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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