研課題
J-GLOBAL ID:202104004312007860  研究課題コード:12102816

イオンチャネル作用薬の効率的探索を可能にする蛍光膜電位プローブの開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 脳科学融合センター, 准教授 )
研究概要:
本課題では、細胞膜電位変化を大きなシグナルとして検出可能な蛍光膜電位プローブタンパク質を作製し、その遺伝子を組み込んだ培養細胞を用いた蛍光測定を行うことで、イオンチャネル作用薬の効率的な探索を可能にすることを目指した。研究はおおむね順調に進展し、神経細胞の脱分極に伴って大きな緑色蛍光上昇を示すクローン(GVo7)を得ることに成功した。現在、GVo7の安定発現細胞株の樹立を行っている。今後、GVo7の性能をさらに向上させて特許申請し、産学共同でのイオンチャネル作用薬シード化合物探索に向けた研究開発を目指す。一方、プローブを用いて発火閾値下のシナプス入力統合機構に関する基礎生理学的な研究を行う。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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