研課題
J-GLOBAL ID:202104004407833104  研究課題コード:7700008520

塩基性ペプチドを用いた抗肥満剤の開発

実施期間:2006 - 2006
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 総合科学研究支援センター, 助教授 )
研究概要:
すでに,魚の精巣由来のプロタミン,小麦ふすま由来のピュ-ロサイオニン,微生物由来のポリリジンなどの塩基性ペプチドが強い膵リパーゼ阻害作用を持つことを報告している.これらの塩基性ペプチドは腸管での膵リパーゼ阻害を通じて,脂肪の分解・吸収を抑制し,肥満を予防し,高脂血症,動脈硬化症,糖尿病などの生活習慣病を予防する食品素材である.これら塩基性ペプチドの膵リパーゼ阻害機構についても詳細な研究成果を報告している.本研究では動物実験でこれらのペプチドの肥満動物に対する有効性,生体での最小有効濃度等について検討する.これらの結果を基に肥満や生活習慣病の予防に効果的な塩基性ペプチド剤を開発する.
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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