研課題
J-GLOBAL ID:202104004494348136  研究課題コード:11104547

ニコチン性アセチルコリン受容体活性化分子を標的にした「新規認知機能改善薬」創製に関する実用化研究

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 薬学研究科, 教授 )
研究概要:
新規アルツハイマー病治療薬 ST101 (米国で臨床試験実施中)の作用機序に関する研究を行い、ST101の標的タンパク質がT 型電位依存性カルシウムチャネルであることを発見した。 ST101の認知機能改善機序は既存のアルツハイマー病治療薬とは全く異なり、T型カルシウムチャネルを活性化し、脳において記憶形成に関わるカルシウム/カルモデュリン依存性プロテインキナーゼII(CaMKII)を活性化した。更にST101誘導体を中から活性の強いSAK3 を創製し、認知機能改善薬として24年1月に特許出願した。本研究では培養神経細胞とアルツハイマー型遺伝子改変マウスを用いて、認知機能改善効果における優位性を確認した。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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