研課題
J-GLOBAL ID:202104004543068187  研究課題コード:12102784

一人1台方式で使用できる教育・学習教材としての近赤外分光器キットの開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , その他部局等, 教授 )
研究概要:
個人で利用出来るレベルの比較的低コストで携帯型の近赤外分光器が実現できれば、教育用としての利用拡大が期待できる。そこで、ノイズに隠れそうな微小な信号を抽出できるロックインアンプを、多段フィルターの増設によって改良した。また、試料測定で制約のある光透過方式から、光ファイバーを用いた反射方式とするため、小型の光チョッパーをモノクロメーター内部に設置した反射型分光器を開発した。サンプル測定の結果、定性的な知見の得られるスペクトルを取得する事ができた。装置構成もシンプルであり、教育用装置としての目標は達成できた。電子回路のプラットフォームとしてArduinoを使用し、初学者にとっても優しい教育キットであるが、本体原価は10万円を若干超える程度となった。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る