研課題
J-GLOBAL ID:202104004617463423  研究課題コード:7700104437

多糖を利用した歯垢形成抑制剤の開発

実施期間:2006 - 2006
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 歯学部, 講師 )
研究概要:
う蝕や歯周病の原因細菌は歯垢と呼ばれるバイオフィルム中に存在し、その病原性を発揮する。口腔内においてバイオフィルムの形成は、特定の限られた種の口腔内細菌によって開始され、その後多くの種の細菌が蓄積して成熟する。初期のバイオフィルムを構成する細菌の多くはレンサ球菌であり、その菌体表層に局在するレセプター多糖(RPS)は、他菌のレクチン様タンパク質と結合し、この相互作用が初期バイオフィルム形成に関与している。一方、水溶性RPSは浮遊細菌のRPSを介した異種菌間共凝集を阻害することが知られている。本研究では、口腔内細菌に実際にバイオフィルムを形成させ、数種類の水溶性RPSを用いて歯垢形成抑制効果を明らかにし、臨床応用の可能性を検討する
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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