研課題
J-GLOBAL ID:202104004683119539  研究課題コード:11104457

Bio-nanocapsuleを応用した血管炎症部位への積極的ドラッグデリバリーシステムの開発

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医学系研究科腎臓内科, 助教 )
研究概要:
本研究は、炎症局所細胞や、遊走白血球上の表面分子に対するモノクローナル抗体と薬剤封入バイオナノカプセル(BNC)を結合した抗体結合BNC(BNC-αIgG)を用いて、炎症部位特異的なドラッグデリバリーシステムを構築することを最終目標とする。本期間では、目標に向けた初段階として、血管内皮細胞特異的抗E-selectinあるいは白血球特異的抗CD11b抗体結合BNC(Cy3標識)の炎症部位への効率的到達をマウス腎虚血再還流モデルで検討し、BNCの炎症部位特異的到達を示唆する結果が得られた。また薬剤非封入BNC-αIgG自体は疾患活動性に影響を及ぼさないことが証明された。今後投与BNCの炎症組織における局在について、免疫組織学的にさらに詳細な検討を予定している。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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