研課題
J-GLOBAL ID:202104004911526417  研究課題コード:10102510

電子線を用いた太陽電池セルの品質評価法の開発

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , エコトピア科学研究所, 准教授 )
研究概要:
セル化した多結晶シリコンの欠陥は太陽電池の効率低下の要因となるもので欠陥の可視化による正確な検査をおこなうことは急務である。このような背景のもと開発の現場でルーチンワークとして用いることができる太陽電池セルの評価技術の開発を進めた。走査型透過電子顕微鏡の付加装置として開発を進め、当初目標の試料サイズ 5cm×5cm、空間分解能50μmを達成することができた。試料の取り付けには改善の余地があるが、真空中に入れてしまえば10分以内に像が得られるようになり、目標どおりの迅速な観察ができるようになった。今後は、本手法を改良してさらに精度よく可視化する方法の開発を進めるとともに、太陽電池セルメーカーや電子顕微鏡製造メーカーに本手法をアピールしていきたい。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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