研課題
J-GLOBAL ID:202104004958175019  研究課題コード:10102322

軽量材料の摺動性を改善する潤滑剤の探索

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学部, 准教授 )
研究概要:
軽量材料であるアルミニウム合金とチタン合金の摩擦と摩耗特性を向上する潤滑剤の開発と評価を行った。アルミニウム合金に対して極性油(合成エステル油と合成ポリエーテル油)はよい結果を与えたが無極性油(合成炭化水素油)は劣った。新規に開発したホスホニウム塩を摩擦・摩耗向上剤として極性油に加えるとアルミニウム合金に対する摩擦と摩耗特性を顕著に向上した。そのレベルは現行の潤滑剤とスチール材の組合せに匹敵するほどで、摩擦初期のなじみ期間の安定化と短縮が達成されれば実用化が期待される。しかしこれらの合成油と添加剤の組み合わせではチタン合金の摩擦・摩耗特性を向上することはできなかった。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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