研課題
J-GLOBAL ID:202104005249033193  研究課題コード:11101976

スパッタナノカーボン電極を用いたバイオマーカーの安定・高感度検出法の開発

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , その他部局等, 研究員 )
研究概要:
研究提案者らが開発しているスパッタナノカーボン薄膜電極を用いた生体分子の高感度計測の達成を目指した。具体的には、実尿中の極微量バイオマーカーである8-OHdGを対象にして、検出感度1 nM以下、再現性C.V.値1%以下を実現することを目標とする。上述の目標を達成するために、1カーボン薄膜表面の最適化と、2ナノカーボン電極用極微少量フローセルの開発を検討した。以上を検討の結果、目標を凌駕する検出感度500 pM、C.V.値2.8%(n=3)を得た。以上の優れた再現性と検出限界値から、本電極が実試料中のバイオマーカーを定量するためのHPLC分析用カーボン電極として技術移転の可能性があることを見出した。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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