研課題
J-GLOBAL ID:202104005401593868  研究課題コード:11104330

超臨界水による新規リン回収システムの開発

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院工学研究院, 特任助教 )
研究概要:
超臨界水ガス化は高含水系バイオマスを迅速に燃料ガスへと変換できる技術として注目されている。また、リンを含有するバイオマスを原料とした場合には、それはガス化後に固相もしくは液相に移行する。本研究は、含水系バイオマスの利用方法の一つとして超臨界水ガス化に着目して、エネルギーと枯渇資源であるリンの同時回収を提案するものである。廃棄物系バイオマスを原料として超臨界水ガス化を行い、ガスとリンの回収を試みた。さらに、シミュレーションにより超臨界水ガス化におけるリンの挙動を調査した。その結果、連続式超臨界水ガス化装置を用いて、燃料ガスの生成及びリン回収を達成することができた。また、原料に水酸化カルシウムを添加することで、リンを固体として回収できる可能性が示唆された。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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