研課題
J-GLOBAL ID:202104005489425161  研究課題コード:11101894

ダイズイソフラボン分解菌のO-DMA代謝系の解明

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院連合農学研究科, 教授 )
研究概要:
ダイズ中に含まれるイソフラボンは、主にGenisiteinとDaidazeinである。これらは更年期障害の緩和、骨粗鬆症 乳がんの予防効果等が期待されている。当研究室ではDaidzeinを基質にO-デスメチルアンゴレシン(O-DMA)に変換する微生物(SY8519株)をヒト糞便より単離し、ゲノム解析を終了している。本研究はDaidazeinの変換能に関わる遺伝子群を特定し、これらの生合成メカニズムを明らかにすることを目標としている。O-DMA生産に関連する遺伝子の特定を行うため、O-DMA生産菌と非生産菌との比較ゲノム解析により数種類の候補遺伝子の選定を行った。 現在、候補遺伝子をクローニングし、Daidazeinの代謝遺伝子であるか否かの判断をする方法を確立したところである。今後はこの方法に則して候補遺伝子を順次クローニングし、活性の有無を確認していく予定である。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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