研課題
J-GLOBAL ID:202104005505492842
研究課題コード:11101138
ウシ生体におけるシコリ発生防止手段の開発
実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 農学部, 准教授 )
研究概要:
牛枝肉のシコリ発生の原因を特定するために、屠畜後ではなく生体の黒毛和種肥育牛を対象として遺伝要因および環境要因の双方から検討を行い、さらにシコリ部位の基礎的な情報を得るためにシコリおよび正常と格付された僧帽筋サンプルを用い組成解析を行った。その結果、超音波診断によって僧帽筋に発生したシコリをある程度、生体で判定できる手法が確立できたが、その明確な発生原因は判明しておらず種々の環境要因や遺伝要因に起因する可能性が確認できるにとどまった。しかしながら、生体でシコリ発生を診断できることで、今後より多くの供試牛を対象に試験を継続していくことで、その発生要因を精査していくことが可能になると考えられる。
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