研課題
J-GLOBAL ID:202104005809806150  研究課題コード:10101725

超短パルスレーダによる魚の非侵襲雌雄判別技術の開発

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 未登録, 主任研究員 )
研究概要:
研究開発を研究責任者が総括(目標、その達成度、今後の展開)してください。本内容は事後評価結果としてホームページ等で公開します。知的財産に十分注意しつつ、300字程度で簡潔にまとめてください。アンテナの開発および評価を行ったうえで、チョウザメの雌雄判別に適した、超短パルスレーダシステムを構築した。また、雌雄判別率を高めるための信号処理方法を開発した。開発した装置を使って、チョウザメでの雌雄判別検証実験の結果、今回の実験に使用した7歳魚において、大きさが異なっても85%程度の確率で雌雄判別が可能であり、当初の目標を達成することができた。誤判定の最も主要な原因は発振器の出力変動(温度ドリフト)であると考えられる。発振器の出力をモニタリングしながら自動調整するシステムを構築できれば、判定率はさらに向上し、実用化が可能になると考えられる。今後はこの問題への対策を行った小型装置の開発に取り組み、養殖現場に装置を設置し、フィールド試験を行う予定である。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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