研課題
J-GLOBAL ID:202104005906848208  研究課題コード:7700007595

アパタイト型イオン伝導体の緻密な薄膜の作製

実施期間:2006 - 2006
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 環境バイオ部, 研究主幹 )
研究概要:
当研究所では、アパタイト型構造のランタンシリケートに少量のマグネシウムを添加することによって伝導度が大幅に向上し、これにより600°Cにおいて水素-酸素燃料電池で実際に発電できることを示した。しかし、これらの化合物では高強度の焼結体を作製することが困難であり、実用化への大きな課題となっている。本研究では、アパタイト型構造のマグネシウム添加ランタンシリケートを電極材料からなる基板上に緻密な薄膜として直接成膜することにより、焼結体の強度不足の問題を解決すると同時にイオン伝導性を向上させ、高性能な中温型固体酸化物形燃料電池の開発を目指す。薄膜の作製方法としては、実用化に向けたスケールアップを考慮して、成膜速度が大きく大面積化に対応できるプラズマ溶射法を採用する。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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