研課題
J-GLOBAL ID:202104006135735666  研究課題コード:7700110264

サブ波長金属縦壁構造によるテラヘルツ波帯光学素子の開発

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( )
研究概要:
現在、0.1-10THz付近のテラヘルツ波帯では、光源や検出器とともに、光学素子が発展途中であり、充実が求められている。代表的なテラヘルツ波帯のレンズとしては、屈折率n=1.52の高密度ポリマーレンズ、n=1.56のTsurupicaレンズ、n=3.41のシリコンレンズがあげられる。レンズの屈折率を電磁メタマテリアルにより制御できれば、設計の自由度の増大と産業応用の面での意義が大きい。本研究では、金属溝周期構造(コルゲーション)による遅波構造を用いたレンズの提案、及び解析によりテラヘルツ波帯での集光効果と金属溝周期構造のパラメータによる焦点距離の変化を確認した。波長に対して大規模なレンズの周期モデルによる設計に向け、周期モデルの位相遅れと全構造解析の焦点距離の変化の定性的な一致も確認した。
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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