研課題
J-GLOBAL ID:202104006153613756  研究課題コード:13411384

前川次郎柿の摘果作業を2分の1以下に省力化する薬剤摘果技術の開発

実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 地域連携研究課, 研究員 )
研究概要:
カキ「前川次郎」において、開花後10日前後に、果実のへた部にエテホン液剤50ppmを処理することで、約70%以上が落果するが、同じ果実のへた部にエテホン50ppmとジベレリン200ppmまたはジベレリン塗布剤約50mgを処理した場合、落果は約25%と抑制されることを明らかにした。これにより、残す果実にジベレリンを処理し、全ての果実にエテホンを処理することで、新たな薬剤摘果方法として利用できる可能性が見出された。 また、この薬剤摘果方法は、慣行の摘果鋏を用いた摘果に比べ、作業時間が約45%と減少し、省力化が可能であることを明らかにし、当初の目標を達成した。 今後は、より早い時期(開花前)の処理効果を確認し、より実用的な方法を確立する。
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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