研課題
J-GLOBAL ID:202104006215862448
研究課題コード:12102689
多孔質球状粒子を用いた太陽電池用低光反射超撥水膜の開発
実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 材料技術研究所, 主席研究員 )
研究概要:
超撥水性と低光反射性の双方を有する材料を太陽電池表面に用いた場合、発電効率が向上するだけでなく、雨水や水滴が表面を転がり汚れを落とす自己洗浄効果を期待できる。申請者らは、多孔質球状シリカを骨材に用いる方法で既に超撥水膜を合成に成功している。この多孔質球状シリカの粒子は気孔率が高く、その粒子の屈折率はガラスと空気の中間の値となる。中間の屈折率の膜を制御よく合成できれば低反射膜(フレネルの式)を実現できる。本研究では、透明性多孔質球状粒子の合成方法の確立を行った。テトラエチルシリケートを用いたエマルション法により、透明多孔質粒子を合成可能とした。今後、膜化し、特性評価を行う。
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