研課題
J-GLOBAL ID:202104006264303675  研究課題コード:11103834

インプリンティングポリマーによるキラル光合成場の創成と制御

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 産学連携本部, 助教 )
研究概要:
本課題では、キラル化合物を鋳型とする分子インプリンティングポリマー(MIP)の作成と、MIPの光化学反応場としての適応可能性について評価した。MIPの評価には、2-アントラセンカルボン酸(AC)のキラル二量化反応を利用した。今回、2種の化合物を鋳型としたMIPをそれぞれ作成し、それらを鋳型に用いたACの光反応を実施した。その結果、共に鋳型に対応した反応選択性を示し、特にキラル化合物を鋳型とするMIPを用いた系では高エナンチオマー選択性を確認し、MIPがキラル光反応場として利用可能であることを見出した。MIPによる反応場の構築は、任意の化合物をターゲット可能で、様々な分野への応用研究が期待できることから、今後製薬企業や試薬合成メーカーなどのニーズを取得し、本手法の技術移転を加速する予定である。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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