研課題
J-GLOBAL ID:202104006326492534  研究課題コード:11104285

皮下細胞移植部位作製に特化したポリビニルアルコールマクロカプセル化間葉系幹細胞の開発研究

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 再生医科学研究所, 准教授 )
研究概要:
ラット骨髄から培養した間葉系幹細胞(MSC)を用いて、マウス用のPVAマクロカプセル化MSC(PVA-MEMSC)を作成した。in vitroの培養下でHGFおよびVEGFの放出を検討したが、有意な放出は認めず、マウス皮下移植でもカプセル化MSCによる血管新生誘導効果は認めなかった。また、糖尿病マウスへのPVA-MEMSC皮下移植後にこれと交換するかたちでPVAマクロカプセル化ラット膵島を移植したが、明らかな効果は認めなかった。ただし、PVAシートの埋め込みによって、細胞やカプセル化細胞の移植に有用な皮下スペースを容易に作成できることは確認され、各種細胞療法の移植部位として今後の展開が期待される。
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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