研課題
J-GLOBAL ID:202104006351723630  研究課題コード:7700006365

超音波を用いたコンパクトな排水処理装置の開発

実施期間:2006 - 2006
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 工学研究科, 助教授 )
研究概要:
衣服のドライクリーニング、精密機器の洗浄、研究所などから排出される毒性の高い有機ハロゲン化合物を含有する排水を対象として、原位置型のコンパクトな超音波排水処理装置の開発を目的とする。原理は超音波により発生する微小気泡(超音波キャビテーション)が圧懐することにより生成する高温・高圧の反応場で有機ハロゲン化合物を分解するものである。超音波を利用した排水処理装置は新規性があるが、実用化には反応効率を増加させる必要がある。そこで、独創的な方法であるマイクロバブルの導入によるキャビテーション核の供給、液の混合による反応場への物質移動促進、超音波場の重ね合わせによる反応領域拡大の併用によって、反応効率を現在の3倍程度に向上することにより実用化が可能となる。本研究では、上記の改良により超音波反応効率が最大となる排水処理装置を開発し、さらに、様々な実排水を用いて実証試験を行う。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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