研課題
J-GLOBAL ID:202104006474105850  研究課題コード:11104051

末梢投与で作用する脂肪酸修飾生理活性ペプチドの探索

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 研究所分子薬理部, 室長 )
研究概要:
近年になって、生理活性ペプチドの活性発現に重要な役割をはたす翻訳後修飾としてアミノ酸残基への脂肪酸付加が認知されるようになった。この修飾構造は、胃の内分泌細胞から分泌される新しいペプチドホルモン、グレリンの発見によって初めて明らかになった。しかし、これまでに脂肪酸修飾を受けたペプチドはグレリン以外に知られていない。我々は分泌顆粒内のペプチドのアミノ酸配列を質量分析で一斉に明らかにするアプローチを確立しており、世界に先駆けて複数の生理活性ペプチドの発見に成功している。その技術を胃のグレリン産生細胞に応用し、末梢投与により作用が発揮され創薬の標的となりうる新しい活性ペプチドの発見を目標とする。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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