研課題
J-GLOBAL ID:202104006497699510  研究課題コード:10102519

テトラクロロエチレンの完全分解を目指した環境調和型汚染処理システムの実用化開発

実施期間:2010 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学研究科, 准教授 )
研究概要:
本研究開発は、新規に分離したPropionibacterium sp. HK-1株の分解能力を活用し、テトラクロロエチレン(PCE)を汚染土壌から完全分解できる低コスト、かつ安全なシステムを確立することである。現在、PCEを無害な物質にまで完全分解できる菌として米国のDehalococcoides ethenogensが報告されているが、わが国では生態系への安全性の観点からその使用が懸念されている。申請者らはPCE汚染土壌の実用的な浄化方法として毒性の強い中間代謝産物を生成しない分解菌、HK-1株の実用化に向けた最適条件を見出、汚染土壌を浄化する実用化システムの構築について検証し、実用化の見通しを得た。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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