研課題
J-GLOBAL ID:202104006545645893  研究課題コード:10101941

PARP経路を標的とする抗がん剤の適応予測・検証マーカーの探索

実施期間:2010 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , その他部局等, その他 )
研究概要:
本研究ではPARP経路を標的とする抗がん剤の効果規定因子をsiRNA法等の手法で同定し検証する。アルキル化剤に対しPARP阻害剤は細胞死増強効果を示す。ポリ(ADP-リボース)グリコヒドロラーゼ(PARG)のsiRNAによる機能阻害が細胞内シグナル伝達をブロックすることでPARP阻害剤のアルキル化剤による細胞死増強効果を抑制することを見出した。PARP経路のマーカー候補としてポリ(ADP-リボース)、特異的metaboliteリボシルアデノシンについての評価系の構築を検討した。ポリ(ADP-リボース)標品の調製法を簡略化する方法を見出し、リボシルアデノシン標品の酵素的調製過程が短縮できた。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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