研課題
J-GLOBAL ID:202104006559646582  研究課題コード:12102773

水素ブロンズを前駆体とした貴金属を必要としない新規二元機能触媒の設計

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学部, 准教授 )
研究概要:
資源の枯渇という観点から、貴金属代替触媒の開発は重要な研究課題である。この課題に対して、遷移金属酸化物は貴金属と類似の触媒特性を示すが、その活性は低い。しかし高表面積の遷移金属酸化物を調製できれば、この問題を解決できる。本研究では、水素還元速度を小さくすると高表面積のMoOxが得られ事を見出し、最大で340m2/gという高表面積を得た。これは当初の目標値とほぼ同程度の値である。また高表面積を有するHxMoO3を調製したところ、HxMoO3を出発物質に用いればPt/H-モルデナイトと同等の性能を有する二元機能触媒が設計できることを示した。今後は、還元時の高表面積化の機構の解明を行う。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る