研課題
J-GLOBAL ID:202104006702286010  研究課題コード:11101741

熱安定性に優れた人工核酸LNAを用いたヒトDNA鑑定技術の開発

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医学部, 助教 )
研究概要:
本研究では、人工核酸LNAをプライマーに導入することによりPCRの検出感度、特異性への影響を明らかにするとともに、ヒトDNA鑑定法として有効となるプライマー設計法の構築を目標とした。プライマー5'末端側へのGCリッチなLNAの挿入はLNAを含まない場合やGC以外のLNAを挿入する場合よりも効率よく蛍光標識産物を得ることを可能であり、SNPを識別するプライマーではプライマー5'末端側へのLNA挿入は特異性を増強する点を新たに見出した。複数座位のSNP同時判定法の構築には至らなかったが、当初掲げた目標を概ね達成することができた。今後はLNA挿入プライマーを複数座位の多型同時判定へと応用し、法医学領域における新たな個人識別法を開発する予定である。
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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