研課題
J-GLOBAL ID:202104006803603203  研究課題コード:12101326

耐久性に優れたポリグアナミンミクロポア膜による表面加工技術の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学部, 准教授 )
研究概要:
申請者らの研究グループは、これまでに精密重縮合技術の開発に取り組み、アルキル鎖とフッ化アルキル鎖含有櫛型ブロック共重合体の精密合成を報告し、その相分離構造体の発現を世界で初めて明らかとしている(Shibasaki, Yuji et. al., Chemistry Letters (2007), 36(6), 742-743.)。さらに、ポリマーの主鎖部分のパッキングを側鎖がどのように阻害し、新たなパッキング構造体を形成するのかに関して明らかとし、精密重縮合技術がもたらす高分子結晶領域への新たな展開を提案している。本課題研究では、様々な素材の表面コーティング剤としてポリグアナミンに着目し、分子設計を行うことで、材料表面にポリマーのヘテロミクロ孔構造体(二種類以上の細孔径を有する規則構造体)を形成可能な一連の縮合系ポリマーを調査し、超撥水コーティング剤、湿度調整材、防汚コーティング剤などへの応用展開を図ることを目的とする。
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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