研課題
J-GLOBAL ID:202104006905451319  研究課題コード:12102443

核酸代謝酵素を利用した安定同位体導入ヌクレオシドの効率的合成

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学部, 准教授 )
研究概要:
本研究では、核酸医薬品の薬物動態を明らかにするためのプローブ分子として、安定同位体導入ヌクレオシドを簡便、迅速に合成する手法について検討した。核酸代謝酵素であるチミジンホスホリラーゼを用いて、チミジンと安定同位体導入ウラシルを基質として、リン酸緩衝液中で塩基部位交換反応を行った。その結果、安定同位体を塩基部位に有するヌクレオシドを4種類合成することができ、いずれのヌクレオシドも、65%から95%程度の収率で単離する事ができた。全ての化合物は、核磁気共鳴法にて構造を確認した。今後、これらの安定同位体導入ヌクレオシドのアミダイト化を行い、DNA/RNA配列内に導入後、細胞内へのトランスフェクションを行い、細胞内挙動と局在化を観察する。
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タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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