研課題
J-GLOBAL ID:202104007104466248  研究課題コード:12101250

セシウム吸収酵母による放射能汚染バイオマスからのエタノール生産

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医学系研究科 応用分子生命科学系専攻, 教授 )
研究概要:
福島原発事故による放射性セシウム汚染の問題解決のためには,セシウム汚染土壌から有益な作物生産ができればよい。そこで,汚染土壌で生産されたバイオマスを原料とし,そこに存在するセシウムを効率よく吸収できる酵母による放射性セシウム処理型バイオエタノール生産システムを開発する。本研究では,セシウム吸収酵母を取得することを目指した。カリウムの代わりにセシウムを用いた培地では通常の酵母は生育できない。このセシウム培地で増殖できるようになった変異酵母の取得に成功した。この酵母はもともと耐熱性のエタノール発酵ができるので,セシウム酵母による放射性セシウム吸収型のバイオエタノール生産の実現に近づくことができた。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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