研課題
J-GLOBAL ID:202104007120341153  研究課題コード:12101821

室温多軸鍛造と静的熱処理を組み合わせた超微細粒マグネシウム基合金の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学部, 准教授 )
研究概要:
室温多軸鍛造によってマグネシウム合金内部に多重双晶を発生させ、結晶粒の分断を行うと共に静的熱処理を組み合わせることで双晶を析出物による安定化と、部分的な1ミクロン以下の微細粒の生成、未分断領域の転位密度の大幅な低下をもたらすことが出来た。その後多軸鍛造を追加することで初期結晶粒内部に数ミクロン程度の微細分断粒領域を初期結晶粒内部に導入することが出来たが、材料内部の組織の不均一性は完全には解消されなかった。本研究によって1パスの加工量を0.05とすることで市販の鋳造ビレット(初期平均結晶粒径100ミクロン、5%流動応力200 MPa)から累積ひずみ2.4、5%流動応力が400 MPaのバルク材を作製できた。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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