研課題
J-GLOBAL ID:202104007170411411  研究課題コード:12102617

水中気泡プラズマによる低環境負荷型レジスト分解プロセスの開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 理工研究域サステナブルエネルギー研究センター, 准教授 )
研究概要:
半導体デバイス製造過程においてウェハー上のレジスト膜を除去する工程において、加温および硫酸・過酸化水素水等の薬液を用いることなく、プロセス速度を低減させない新たな方式が求められている。本研究では、新たに開発した平面的に広がる特徴を有するマイクロ波励起液中気泡プラズマ法を用い、超純水を利用した低環境負荷型のレジスト膜除去用の装置および技術開発を行った。本手法により、イオン注入により硬化し除去困難とされるレジスト膜に対しても低温下で高速除去できる技術を実現した。今後、低温かつ高速処理が求められる樹脂基板へのプロセスなどニーズがある分野を視野に、装置化に向けた研究開発を進めていく予定である。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る