研課題
J-GLOBAL ID:202104007191047337  研究課題コード:13410431

キチン誘導体をバインダに用いる次世代蓄電池材料の開発

実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学(系)研究科(研究院), 教授 )
研究概要:
重合性官能基を有するHMA-CM-キチンの負極材料に対する結着性を評価した。評価方法を変更したものの、活物質同士の結着性と集電体との結着評価を計画通り行った。その結果、HMA-CM-キチンは、想定した通り負極材料に対して強い結着性を示した。しかし、その結着性が強すぎて、バインダに不向きな負極材料表面への面吸着や凝集による電極の不均一化を起こすことが分かった。また、電極の不均一化により、良好な電気的特性は見込めなかったことから、電池性能評価には至らなかった。しかし、本プロジェクトでは、材料化学の視点からの簡便なバインダの結着性評価方法の確立に成功した。今後、それらと本プロジェクトで得られた知見を用いて天然高分子からのバインダのスクリーニングを行うことで、早期なイノベーション創出につなげられる成果が得られることが見込める。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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