研課題
J-GLOBAL ID:202104007357640490  研究課題コード:08001155

他局による干渉を抑圧する光CDMA方式の性能評価

実施期間:2007 - 2007
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 大学院理工学研究科, 助手 )
研究概要:
本研究では、研究代表者らが提案している光ZCZ(zero correlation zone)符号を光符号分割多元接続(CDMA)方式に適用することで、従来、一般的に使用されている光直交符号を用いた光CDMA方式よりも多数のユーザによる多元接続を実現できる光CDMA方式の実現を目指す。光ZCZ符号とは、ゼロシフト及びその前後の、あるシフト範囲の相互相関値がゼロをとるような特性をもち、かつ系列数が数学的上界を満たす符号である。 本研究では光CDMA方式に一般的な光直交符号と光ZCZ符号を用いたときの通信性能の比較を行う。具体的には、それぞれの方式を伝送路上に加わる雑音による干渉、多元接続による他局による干渉、及びビット間干渉に対する耐性を計算機シミュレーションとFPGAによって試作した送受信機によって性能評価を行ない、問題点を解明するとともに対策を研究する。
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タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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