研課題
J-GLOBAL ID:202104007448561053  研究課題コード:20356547

スパコンによる統合的飛沫感染リスク評価システムの開発と社会実装

体系的課題番号:JPMJCR20H7
実施期間:2020 - 2023
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 大学院システム情報学研究科, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJCR20H7
研究概要:
新型コロナに代表される新興感染症との共生時代において、飛沫・飛沫核感染リスク評価の共通社会基盤となりうるスーパーコンピュータを活用したシステムの開発を行う。さらに得られたシステムを活用して、ウイズコロナ時代における感染リスク低減策の提案を行う。室内環境中での新型コロナウイルスに対する居住者の感染リスクの制御・低減に向け、従来はその直接的観察評価が困難であったウイルスを含む飛沫・飛沫核の室内空気中での輸送動態を熱・流体シミュレーションで予測し、更に感染に伴う体内動態と免疫システム応答・生理反応までを包括的に解析する統合的システムを開発し、予測に対する精度と信頼性を各段に向上させる。また、予測に必要な時間を大幅に短縮し、対応するテストケース数を従来の実験や汎用シミュレーションに対しても大幅に増加させ、さらにはAI学習のためのビッグデータ作成にも対応できるよう、解析プラットフォームとしてスパコンを活用する。
研究制度:
上位研究課題: 異分野融合による新型コロナウイルスをはじめとした感染症との共生に資する技術基盤の創生
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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