研課題
J-GLOBAL ID:202104007471399310
研究課題コード:11104104
エバネッセント波の干渉を用いる長波長帯光ファイバ屈折率センサ
実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 大学院 自然科学研究科, 教授 )
研究概要:
マルチモード干渉(MMI)構造光ファイバのセンサ部の長さを変えた場合の干渉スペクトル波形の変化を、波長可変レーザ光源を用いることによって波長分解能を向上させ、高精度に測定できるようにして調べた。この手法で、干渉信号を詳しく調べて行くと、主モードの干渉信号の間の波長において、特異的に干渉が強く、また、そのスペクトル幅の小さい信号が出現するポイントがあることが、明らかとなった。この干渉が得られるMMI長を有するセンサにおいて、入射光波長を光通信波長帯の1540.4nmに固定し、水とエタノールの測定結果より、わずかな屈折率差(0.0266nm@25°C)を、光強度変化(32.4 dB)で検出できた。これは、屈折率を8.2×10^-6の精度で測定できることに対応し、平成24年度の目標値の10^-5以下を達成した。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
,
,
,
,
研究制度:
>
>
>
研究所管機関:
前のページに戻る