研課題
J-GLOBAL ID:202104007585547726  研究課題コード:12101246

ナノプレシジョン・純チタンメッシュの生体模倣界面がもたらす硬組織再生スキャフォールド

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院歯学研究科 口腔生物学講座歯内歯周治療学分野, 助教 )
研究概要:
マイクロ加工の粋を尽くし,生体親和性を有する純チタン薄板に孔径φ20μmの高密度の穿孔加工を施した,メッシュ状のチタンメンブレンを開発し,硬組織再生を対象としたスキャフォールドとしての生物学的特性を検討した.ヒト由来細胞を用いた培養試験では,開発品のメッシュ構造上で細胞が旺盛に発育し,良好な生体親和性を示した.次にビーグル犬において生成した顎骨の骨実質欠損を再生する試験では,β-TCP人工骨との併用によって,極めて良好な骨組織の回復を達成した.今後実用化に向け,本開発品に薬事承認を得るための,厳格な洗浄・滅菌・乾燥および梱包に至る製造ラインと,製品検査システムを整備し,5年以内の上市を目指す.
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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