研課題
J-GLOBAL ID:202104007762256087  研究課題コード:20319560

ベトナム在来豚の特性を活用した内在性レトロウイルス(PERV)フリー系統の開発

体系的課題番号:JPMJAS2006
実施期間:2020 - 2021
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 生物機能利用研究部門, ユニット長 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJAS2006
研究概要:
iPS細胞などを用いたヒト再生医療研究では、ドナー不足解消とともに臓器の大きさや生理学的な類似性によりブタの利用が期待されている。しかしながらブタはゲノム中に多数の内在性レトロウイルス(PERV)に由来する配列を保持しており、ブタ体内で作った移植用臓器をヒトで利用するには、PERVに由来する感染症の問題をクリアする必要がある。我々はベトナムにはPERV配列が少ない在来種が存在することを見いだした。本研究では、ベトナム在来種を用いたPERV低コピーブタ系統の作出とさらなるPERVフリー化に向けた技術開発を行う。また、これらの育種資源を安全に維持・増殖させるための在来豚育種施設における感染症発生低減技術の確立も行う。国内機関として農研機構が、現地のベトナム国立畜産研究所並びにベトナム国立農業大学獣医学部の協力の下実施する。
研究制度:
上位研究課題: 生物資源分野
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構
報告書等:

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