研課題
J-GLOBAL ID:202104007916743652  研究課題コード:7700001504

発生における器官・形態形成と細胞分化の分子機構

体系的課題番号:JPMJCR00R7
実施期間:2000 - 2005
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 大学院理学研究科, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJCR00R7
研究概要:
発生過程におけるMAPキナーゼカスケードを中心とした細胞運命、細胞極性、形態形成の制御機構の解明を 第1の目的とし、発生・分化を規定するシグナル伝達ネットワークの解明を目指した。その結果、Wnt5A がCa2+→CaMKII→TAK1→ HIPK2→NLK経路を活性化し、この経路がWnt1等の標準的Wntシグナルを負に制御することを見出した。さらに、皮膚特異的TAK1の欠損マウス を作成した結果、TAK1の欠損によって皮膚ケラチノサイトの細胞死が引き起こされることが明らかとなり、TAK1が哺乳動物の皮膚表皮の細胞生存に必須 の働きをしていることを示した。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
上位研究課題: 生物の発生・分化・再生
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構
報告書等:

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