研課題
J-GLOBAL ID:202104008023656219  研究課題コード:11101811

天然資源からの新規な自然免疫制御剤の開発

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院薬学研究科, 准教授 )
研究概要:
自然免疫は感染初期に作用する基礎的な生体防御機構である。本研究開発は、自然免疫に対して作用する化合物を天然資源から探索し、創薬へとつながる候補化合物を提示することを目指すものである。開発の結果、自然免疫応答増強作用を示す3種のシード化合物を得ることに成功した。また、自然免疫応答抑制物質celastramycin A について、LPSによって誘起されるマウスの自然免疫応答を抑制することを明らかにした。さらにビオチン化誘導体を用いることでcelastramycin Aが特定のタンパク質に結合していることを見出した。今後、celastramycin Aがin vivo で重症敗血症に対する治療効果をもたらすことを確認するとともに、その標的分子の同定を行うことで、新規医薬品開発にふさわしい化合物であることを示し、技術移転を達成したい。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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