研課題
J-GLOBAL ID:202104008139486361  研究課題コード:7700000413

分子内プロトン移動過程における分子振動の選択的励起の効果

体系的課題番号:JPMJPR9734
実施期間:1997 - 2000
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 研究員 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJPR9734
研究概要:
時間分解過渡的ホールバーニングという手法を、プロトン移動反応のダイナミクスの観測に応用します。さらに、分子内振動の振動数に共鳴したレーザー光を照射してその振動モードを選択的に励起し、プロトン移動反応に対するその効果を観測することを考えています。二つのほぼ縮退した状態間のプロトン移動は凝縮系全般で普遍的に見られる過程で、蛋白質分子などの構造の柔軟さの起源の一つにも考えられています。この過程では、量子力学的なプロトンのトンネリングと古典的な重い原子核の運動とが同時に起こり、かつ両者が絡み合っているため、その機構はいまだ完全には理解されていません。本研究では、この機構の解明を目指します。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
上位研究課題: 状態と変革
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構
報告書等:

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